【2021/8/14】バンクリーグ名古屋開催！スパークルおおいたがバンクリーグ２連勝！<使用タイヤ：FORMULA PRO TLR S-LIGHT>

「JCL BANK LEAGUE 2021 Round2名古屋ステージ」はスパークルおおいたレーシングチームが優勝
一般社団法人ジャパンサイクルリーグ（以下「JCL」という）が主催する自転車トラックレース「JCL BANK LEAGUE 2021（以下「バンクリーグ」という」の今季第2戦となる、「JCL バンクリーグ 2021 Round2名古屋ステージ」が8月14日（土）、愛知県名古屋市の名古屋競輪場で開催されました。6チーム対抗で行われたレースは、iRC TIREサポートチームであるスパークルおおいたレーシングチームが前戦大分ステージに続き2連勝を果たしました。

レースはチーム戦の醍醐味を凝縮した、バンクリーグ独自の「3ポイントゲーム」で実施。感染症拡大するなか無観客での開催となりましたが、雨に負けない熱戦の模様はYouTubeにてライブ配信されました。

3年目を迎えた新感覚トラックレースシリーズ「JCLバンクリーグ」の今季第2戦、「JCL バンクリーグ Round2 名古屋ステージ」が8月14日（土）、愛知県名古屋市の名古屋競輪場で開催された。雨の中繰り広げられた熱戦は、前戦大分ステージを制したスパークルおおいたレーシングチームが、地元・キナンサイクリングチームを決勝で打ち破り、バンクリーグ今季2連勝を飾りました。また、iRC TIREの地元ということもあり、会場内にはiRC TIREテントを設置し配信機材や雨のレースを支えた審判団を保護。無観客ながらもライブ配信にて会場の雰囲気づくりを演出しました。

チーム対戦方式の「3ポイントゲーム」で争われるバンクリーグ。今季はJCL加盟9チームが各大会6チームずつ出場する。今回は前戦出場のおおいた、キナン、ヴィクトワール広島に加え、那須ブラーゼン、さいたまディレーブ、レバンテフジ静岡が出場した。出場6チームを2グループに分け、各グループ3チームによる総当たり戦と、両グループ勝者同士による決勝戦が行われる。

グループAはホームチームで気合いが入るキナンサイクリングチームが初戦で那須ブラーゼン、続いてレバンテフジ静岡を下して連勝し、早々に決勝進出を決めた。キナンはトラックレース専門の選手も抱え、昨年のバンクリーグ名古屋ステージでは見事優勝を飾っている。
一方グループBは、連勝を狙うスパークルおおいたレーシングチームが2戦目より登場。スプリンターとスピードマンが揃うチーム力を発揮し、さいたまディレーブ、ヴィクトワール広島を連覇して、こちらもストレートで決勝進出を決めた。
決勝戦の前にはエキシビションレースとして、地元競輪選手会によるチームと、予選敗退4チームの選手によるJCL選抜チームが、バンクリーグの3ポイントゲームで対決した。競輪チームはデビューしたばかりのフレッシュな若手3人に、50代の大ベテラン選手を加えた布陣。序盤は1-1の接戦となったが、ここから競輪チームが選手2人で抜け出しに成功。後半2ポイントを連取して競輪チームが勝利した。

そしていよいよ決勝戦。地元チームとスピードマンチームのプライドのぶつかり合いは、序盤は新城雄大（キナン）と孫崎大樹（おおいた）が2人で抜け出して1対1に。この競り合いに勝った孫崎が2ポイントを連取して、スパークルおおいたが優勢となった。運命の3ポイント目は集団でのスプリントを、スパークルおおいたのエーススプリンター沢田桂太郎が取り、3ポイント連取でスパークルおおいたが優勝を決めた。

2連勝のスパークルおおいたは、各チームが2戦ずつ出場する今季のJCLバンクリーグにおける、シリーズ優勝も決定。キャプテンの黒枝咲哉は「地元の大分に引き続き連勝、流れを持って来れたのでうれしい。これからまたJCLのロードレースが続くので、そこでまたスパークルの名前を呼んでもらえるよう活躍したい」と喜びを語った。
今季のJCLバンクリーグは次週8月18日に今季最終戦となる第3ラウンド・宇都宮ステージが開催される。無観客開催となるがYouTubeでのライブ配信が実施される。