【2023/9/24】JCL高知県宿毛市ロードレースでキナンレーシングチーム ライアン・カバナ選手が優勝。
田中国大３選手によるスプリントを制し、ライアン選手がキナン加入後、初勝利を獲得。
2024年9月24日に高知県宿毛市特設コース（12.5km×10周＝125km）で開催された「三菱地所JCLプロロードレースツアー」。
コースの一部に自動車専用道路を使用する、日本でも類まれなレースとして昨年に引き続き同会場では２回目の開催。
iRC TIREサポートチームから、JCLにはキナンレーシングチーム、スパークルおおいたレーシングチームが参戦中。
スパークルおおいたは中国へのレース遠征中ということもあり、今大会には２選手での参加。
キナンレーシングチームはシリーズリーダーの山本元喜選手、花田聖誠選手、白川幸希選手、宮崎泰史選手、ライアン・カバナ選手、ドリュー・モレ選手の6 名で参戦。
宿毛ロードレースは早々からアタック合戦が繰り広げられ、ハードな展開が続く。
勝敗の分け目の瞬間は、レース中盤の６周回。今年のTOJで活躍を見せたヴィクトワール広島のカーター・ベトルス選手とライアン・カバナ選手が抜けだし、そこにドリュー選手もジョイン。強力なオーストラリア人ライダー３名による先頭グループが、この日の勝ち逃げ集団となった。
残ったキナンの日本人選手は、この有利な展開を継続させる動きのため勢力的に動き、チームとして完璧なコンビネーションを決めた。
逃げ集団の３名からは、数的不利なカーター選手からの攻撃を冷静にかわし、ライアン選手が最終スプリントで先着。
ドリュー選手も３着となり、キナンレーシングチームとしてワン・スリーフィニッシュを果たした。
高知県宿毛市ロードレース（125km）結果
1 ライアン・カバナ（KINAN Racing Team）2 時間50 分9 秒
2 カーター・ベトルス（ヴィクトワール広島）+0 秒
3 ドリュー・モレ（KINAN Racing Team）
4 阿曽圭佑（ヴィクトワール広島）+2 分36 秒
5 吉岡直哉（さいたま那須サンブレイブ）+2 分37 秒
6 床井亮太（レバンテフジ静岡）
11 宮崎泰史（KINAN Racing Team）+3 分27 秒
12 白川幸希（KINAN Racing Team）+3 分28 秒
15 山本元喜（KINAN Racing Team）+4 分13 秒
17 花田聖誠（KINAN Racing Team）+5 分22 秒
ライアン・カバナ選手コメント
「とても嬉しい。天候にも恵まれて、今日はレース日和だった。高知のコースは昨年に続いて走ったが、とても良い印象があって、今日も気分よくレースができた。カーター選手が終盤に強いことは知っていたので、彼の動きは特に注意をしていた。残り2周から何度かアタックされたけど、冷静に対処でき、自信のある展開に持ち込むことができた。
自動車専用道路を使ってレースをするのはとてもユニークで、オーストラリアではなかなかないこと。とても興味深く、同時に楽しむことができた」
キナンレーシングチーム レース使用タイヤ
■FORMULA PRO HL TLR S-LIGHT 700×25C
https://ircbike.jp/product-list/road/formula-pro-hookless-tubeless-ready-s-light/
サイドに40×40TPIの耐パンクガードを採用した、iRC TIREの新フラッグシップモデル。ヒルクライム、タイムトライアル、クリテリウム、ロードレースに1本で対応できる万能性は、2021年シーズンのプロレースでも実証済み。ただ軽いだけではない剛性感とバランスの取れた性能を武器に、ライダーを頂点へと導く。チューブレスレディのためシーラントは必須。通常のチューブレス用リムに加え、フックレスリムにも対応。
