【2021/4/10】「iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP」 新城市にて2021シリーズ開幕! 

4月10日(土)に、「iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP」が新城市鬼久保ふれあい広場で開催されました。

弊社サポートチーム「KINAN Cycling Team」がホストチームとして運営しているこの大会は、2021シーズンより弊社冠協賛の大会として新たなスタートを切りました。

キナンの選手が先頭に並んで1-1カテゴリースタート

本来であれば、3月までに2回の大会開催が予定されていましたが、コロナウィルスの影響や悪天候により、3戦目にして今回が開幕戦となりました。

会場には、iRC TIREバナーやバルーンを掲出、これまで青色だったスタッフウェアもiRC TIREカラーの赤色に一新され、これまでの大会とはまた違ったフレッシュな雰囲気の中開催されました。天候にも恵まれ、標高500mほどに位置する鬼久保ふれあい広場では桜が残る中、約200名が6つのカテゴリー(キッズ2カテゴリー含む)に分かれ、レースを楽しんでいました。

キッズレースも開催、当日の飛び入り参加も多くにぎわいました

会場では次世代を育成するキッズスクールも開催され、プロ選手が講師となり子供たちに安全走行の方法や、ヘルメットの正しい被り方等もレクチャー。国内トップ選手との貴重な交流の機会に、地元の子供たちのとびっきりの笑顔を見ることができました。

トップ選手と子供たちの貴重な交流の場であるスクール

KINAN Cycling Teamからは8選手が出走し、全員が弊社製品「FORMULA PRO TUBELESS RBCC 25C」を使用。アップダウンの多い1.4kmの周回コースでスピードレースが繰り広げられる中、積極的に動き勝利を狙っていく姿勢を見せていきました。

2021シーズンからディスクブレーキのバイクをレースに導入したKINAN Cycling Team。今回レースで初めての組み合わせとしてFORMULA PRO TUBELESSと、FULCRUM製ディスクブレーキ対応ホイール「レーシングゼロ コンペティツォーネ」を使用しました。

FORMULA PRO TUBELESS

レース全体を通じてアタックを続け、終盤には2名での逃げを形成し逃げ切りを図った、KINAN Cycling Team 山本元喜選手より、ディスクホイールとチューブレスを組み合わせてレースを走った感想を聞きましたので下記にご紹介いたします。

2018全日本ロードレースチャンピオン 山本元喜選手(中央)
ディスクホイールに変わり、一番大きな変化はリムの内径とブレーキ制動力の上昇です。
リムの内径が大きくなったことにより、これまで以上に少ない空気圧で同等のエアボリュームを確保することができるようになりました。

空気圧を下げられるようになったことで、レースにおいてはチューブレスタイヤの元々の転がり抵抗とコーナーグリップ力がさらに増したように感じました。
今回のコースはUターンに近いコーナーや高速でのヘアピンコーナーがあり、グリップ力を必要とされる場面が多かったのですが、安心して攻めることができました。
特に高速のヘアピンコーナーでは路面が悪い箇所もあり高圧では弾んでいたであろう箇所も、タイヤ自体が柔らかいこともあって、衝撃を吸収してしっかりと安定したグリップ力を感じることができました。
高速域でのレースは少しの速度ロスが積み重なることで後々結果や動きに違いが出るので、ストレスなく走ることができて助かりました。
(Text:Genki YAMAMOTO / Edit:Syunsuke FUKUMITSU KINAN Cycling Team)

また、今大会ではiRC TIREブースも展開し、参加者に対してのテクニカルサポート及び製品紹介を実施しました。また参加者に向け、グループ企業であるイノアックコーポレーションの材料を使ったiRC TIREロゴ入りマスクを配布するなど、まだ蔓延の続く新型コロナウィルス対策にも注意を払いました。

昨年から引き続き、最初の周回で先着した方に贈られるファーストラップ賞として、さらに今年からは優勝者の賞品にも「FORMULA PRO TUBELESS」を提供しています。

【iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP 1-1 レース結果】

PHOTO : KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU