チームユーラシア-IRCタイヤ 活動レポート

ベルギーで活動している「チームユーラシア-IRCタイヤ」。橋川監督からレポートが届きましたので、以下にお送り致します。


Team Eurasia – IRC Tire
関係各位
5月末で上期ヨーロッパ遠征が終わり、6月は国内のレースを走ります。
これまでチームユーラシアで活動していた88年前後生まれの選手達は今シーズンから新たなチームに所属しステップアップを果たしています。今年はより若い選手へと入れ替わりましたが、海外経験の豊富な小森亮平が若い選手達を引っ張りながら活動しています。


多くのチームを経験している小森(写真左)が若い選手を引っ張っています。
これまでのチームユーラシアの活動で日本人選手のタイムトライアルの弱さを感じることがあり、今シーズンはタイムトライアルの強化を一つの目標にして取り組んできました。


タイムトライアルのトレーニング風景。レースの当日や数日前にTTバイクに乗るだけではなく、数週間以上前からTTバイクをトレーニングに取り入れ、ポジションやステアリングフィールの確認、ディスクホイールも使いこなせるように取り組んできました。トレーニングメニューもレースを想定した強度を設定し実践的な取り組みを行っています。
機材の準備やトレーニングメニューの見直しも大事なのですが、それ以上の問題はタイムトライアルのイベントに参加できるかと言う根本的な問題もありました。タイムトライアルが行われるようなイベントは比較的レベルも人気も高いので中々招待を受ける事が難しいのです。しかし、昨年のチームユーラシアのメンバーの活躍によりフランスで5月9-10日に行われたGP des Hauts de Franceの招待を受け、舞台は整いました!
また4月に偶然レース会場で再会した20年来の知人が現在イギリスのナショナルチームコーチをしており、これを縁に積極的に連絡を取り合っています。
今やイギリスはロードレース先進国。ネイションズカップ代表として活躍(4月末の時点でオランダ、ベルギー、スロベニアに次いで4位)した彼らと寝食を共にする事で外国語能力の向上、生活習慣やトレーニング、レースへの取り組み方などを直に見る事はユーラシアの選手達にとってもとても良い経験になると思います。


5月9-10日 G.P. Des Hauts de France


イギリスのナショナルチームからクリスとアリが加わった。
初日は165kmのロードレース。緩やかな起伏と横風、石畳のあるコースで、約110kmを走ってから、6.6kmの周回コースを8周走りゴール。40km地点の最初の石畳で小森を含めた20数名が先行。約1時間近く先行していたが、集団の追撃が緩む事無く吸収された。その後、20数名の逃げを逃がしてしまう。ラスト20km。小石が4名で集団を抜け出し先頭から1分15秒遅れの23位でゴール。小森とアリは2分46秒遅れの後続の集団でゴールした。菱沼、雨乞、クリスはリタイヤ。出走は125名中、完走は54名の厳しいレースだった。


2日目 20kmの個人タイムトライアル。優勝はベルギーのロットベリソルU23チームに所属するカンペナアルト。小石がトップから約2分30秒遅れの29位となったが、1位から6位までが1分30秒の差があり、カンペナアルトの強さが際立った。
小石は総合成績を21位で終えました。総合成績21位と言うのは数字だけを見れば決して良い数字ではありませんが、ここに集まっている多くのチームがセミプロクラスの選手である事。そしてU23の選手だけを抽出して成績を見れば総合6位である事を考えれば、U23 2年目のトップアマチュア選手相応の成績を残すことが出来と思います。


タイムトライアルでは6位からは1分遅れだった。実践を走る事で次の課題がまた見えています。
小森の個人TTはトップから3分50秒遅れで、総合成績は44位。アリの個人TTはトップから2分20秒遅れ(23位)で、個人総合は33位でした。


今後の予定
5月11日 Douchy les Mines (フランス エリートナショナル)
5月18日 GPクリケリオン(UCI1.2)
5月26日-29日 熊野合宿
5月30日-2日 ツールド熊野
6月9日 全日本選手権タイムトライアルU23 小石祐馬
6月18日-21日 大分合宿
6月22日 全日本選手権個人ロードレース U23
小石祐馬、菱沼由季典、雨乞龍己、長尾康平
6月23日 全日本選手権個人ロードレース エリート 小森 亮平
7月 下期欧州遠征