FORMULA PRO TUBELESSの正しい組付け方を聞いてみた。

前回、FORMULA PROの生みの親であるY氏にチューブレス、チューブレスレディの4つの進化を学びました。

次は、実際に組み付けに挑戦!ポイントを教えてもらうため、Y氏のもとへ行ってきました!

 

前回は詳しくチューブレスの知識を教えていただいて、ありがとうございました!次は私も一人で組付け、取り外しができるようになりたいので、ポイントを教えてください!!

Y氏

じゃあまずは、組付けから説明しましょう!
チューブレス用ホイールであれば、リムテープの必要はなし。チューブレスレディ用ホイールの場合は、リムテープを巻き、スポークの穴を塞ぐ必要があるんだ。

私のホイールはチューブレス用なので、リムテープは必要ないですね!

Y氏

所有するホイールにバルブが付属していればそのバルブを。なければチューブレス用のバルブっていうのがあるから、 まずはバルブを取り付けよう。 

Y氏

よし、じゃあタイヤを組付けていくよ。
タイヤを付ける前に、リムの溝に石鹸水を付けると、作業性が良くなり、
ビードも上がりやすくなるんだよ!
iRCではフィッティングローションも販売しているのでそれを使おう!
まずタイヤ・リム・バルブに異物・傷がないことを確認してからね!

Y氏

石鹸水は、全体に塗り忘れがないように、たっぷりつけて。
バルブの反対側からまずは片側のビードをリムにはめていき、最後にバルブ付近のビードをリムに入れて片側は完了。
同じようにもう一方のビードもバルブの反対側からリムに嵌めていくんだけど 最後、バルブ付近は一本目のビードの様には入らない。。

そうなんですよね~最後、はめ込むのがかたくて・・・

Y氏

ここからが重要なポイント!!
ここさえおさえていれば、簡単に組み付けができるんだ。下記の図を見てもらえばわかると思うけど、リムセンターの溝は両側のビードが入らない。
だから、最初にビードをいれた側を持ち上げて、次に入れようとしているビードをリムセンターの溝に落としていくんだ

Y氏

これを全周にわたってやったらまだ入っていないビードのきわからはめ込んでいく。溝に入るビードが、入れ替わるイメージだね。

あれ!タイヤレバーなしでもできるし、すごく簡単ですね!

Y氏

ちなみにタイヤレバーは使うときは、チューブレス用のタイヤレバーがあるからそれを使おう!じゃあ最後、空気を入れていこう。

パン、パンって音がする!

Y氏

ビードが上がってきたね!リムラインがでているか確認しよう。
リムラインが均一に出てきていることを確認しながら、 指定空気圧まで空気を入れよう!

もうできちゃった・・・!早いし、簡単でした!
実は昔、力技でなんとか組み付けをしようとしていた時は1時間かかっても
できなかったんです・・・。もうあの時のことが嘘みたいです!

Y氏

・・・・・(苦笑)分かったからよかったね!
前回説明したシーラントのことだけど、チューブレスレディタイヤはどうやってシーラントをいれるか話していなかったよね。
シーラントの入れ方についても教えるよ。入れ方は2つあるんだ。
まず1つ目は、両側のビードをはめ込む直前に最後にシーラントを入れる。いくつ入れるか覚えてる?

ロードタイヤだから30mlです!!

Y氏

そうだね、正解!最後バルブ部分のビードをはめ込む前に、シーラントを30ml入れる。
こぼれないように逆さまに回しながらタイヤを最後まだ入っていないビードのきわからはめ込んでいく。

Y氏

じゃあもう一つの入れ方だけど、バルブから直接入れる方法があるんだ。
タイヤを組付けたら、バルブコアを使って、バルブの先端を取る。
そしてシーラントを入れていく。シーラントが入れ終わったら、バルブコアを使ってしっかり締めて。

Y氏

シーラントが入れ終わったら、バルブコアを使ってしっかり締めて。

取り外しできるので、入れるのも簡単ですね!

Y氏

シーラントを入れたら、タイヤ内の全体にシーラントがいきわたるように回転させてあげてね。これでもう組付けは完璧だね!
次回は、取り外しのポイントを説明するよ!

 

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