【2025/5/12】BNP Paribas World Team Cup トルコ大会<車いすテニスの「世界国別選手権」日本男子が優勝!>

2018年以来、7年ぶりの栄冠!
2025年5月6日(火)~11日(日)の期間で開催された 2025 BNP Paribas World Team Cup トルコ大会(車いすテニス世界国別選手権)において、日本男子チームが優勝を果たしました。日本男子チームの優勝は2018年以来7年ぶりです。(過去の男子チーム優勝:2003年、2007年、2018年)
今回の決勝戦となった対チリ戦では、iRC TIREサポートライダーの小田 凱人選手、三木 拓也選手がシングルスで2勝。その時点で優勝が決定し、ダブルスは行われませんでした。
小田選手・三木選手は過去の出場では優勝を逃しており、本大会初めての栄冠を手にしました。クレーコートで無類の強さを誇る小田選手は、6月には3連覇をかけて全仏オープンに臨みます。
また女子チームの決勝戦は対オランダと対戦。iRC TIREサポートライダーの上地 結衣選手も出場。上地選手がシングルを圧倒しスコア1-1でもつれ込んだダブルでは超接戦の末敗れ準優勝。2022年以来の優勝は叶いませんでした。
三木 拓也選手 大会後コメント
今回は第1シードということもあり、男子チームは「優勝を絶対の目標」として参戦しました。
ただ、大会の数日前までハードコートでプレーしていたことのフィーリングの違いや、個人とは異なりチームで戦う団体戦独特の難しさもあり、そのあたりのフィジカル・メンタルの両面の調整に対して苦労しましたが、その分、チームで勝てた喜びは何物にも代え難いものになりました。
新体制で臨んだ今大会、iRCタイヤと共に駆け抜け最高の結果を出すことができました‼︎ ハードコートからクレーコートへの切り替え期間も短い中、タフな状況を足元から支えてもらえる安心感はこのタイヤ無くしてあり得ませんでした。 一緒に戦えたことを誇りに思います。
日本選手団 最終結果
男子 優勝
選 手:小田 凱人 / 三木 拓也 / 荒井 大輔
女子 準優勝
選 手:上地 結衣 / 髙室 冴綺 / 田中 愛美 / 髙室 侑舞
クアード 7位
選 手:宇佐美 慧 / 諸石 光照 / 石戸 大輔
ジュニア 5位
選 手:河田 凌大 / 門脇 圭祐 / 松岡 星空
選手を支えるタイヤは「EXERACER PRO RISE」
車いすテニスの競技において、選手をボールまで最短・最速で導き、打ち返すまでの動作に最重要なアイテムがタイヤ。
今回のBNP Paribas World Team Cupでは、小田選手、三木選手、上地選手の3選手が共通しiRC TIRE「EXERACER PRO RISE」を装着。
従来のEXERACER PROと比較すると一目瞭然ではあるが、タイヤにはパターンがつき、グリップを得にくいクレーコートや、グラスコートでもしっかりと地面とのトラクションを得ることができる。また従来品からの30%軽量化を成し遂げながら、X-GUARDベルトによる高強度を担保している。




エクセレーサー プロ ライズ
参考価格:OPEN
テニスのクレーコートやグラスコートのような、グリップが低い路面での使用を想定し開発。「細い」「軽い」という従来の要素をグレードアップさせつつ、「高剛性」を実現した。2023年テニス全仏/全英/全米などの大会でのテストを経て数々の実績と共にリリースされた、勝利を掴むための車いす競技用タイヤ。従来品と比較※し、約30%の軽量化。
<抗菌ゴム使用>
※25-622、EXERACER PRO / EXERACER PRO RISEでの比較
POINT
- ハイプレッシャー仕様で、600-1000kpaまで対応可能
- 高密度+軽量ケーシング、X-GUARDベルトを採用し、軽量かつ高強度なタイヤを実現
- 折り畳み仕様により、持ち運びしやすい