【2025/6/8】全仏オープンで小田選手3連覇!上地選手は5度目の優勝!日本人選手男女ダブル優勝達成。
2025年全仏オープン車いすテニス部門で、iRC TIREがサポートする小田凱人(おだときと)選手と上地結衣(かみじゆい)選手が見事に優勝を果たしました。
全仏オープンは、1891年に「フランス選手権」として創設され、1925年に国際大会となりました。大会は毎年5月末から6月初めにかけて、パリのスタッド・ローラン・ギャロスで開催されます。。クレーコートで行われる唯一のグランドスラム大会であり、技術と精神力が求められる過酷なトーナメントです。
小田選手V3達成。「10連覇目指します」
7日に開催されたシングルス決勝では、第1シードの小田 凱人選手(東海理科)が第2シードのアルフィー・ヒューエット選手(英)に6-4、7-6でストレート勝ちし3連覇を達成した。
優勝インタビューで小田選手は以下のように語りました。
英語で「まず最初に、いつもありがとうございます。本当にありがとう。ここに来てくれた、みんな、ありがとう。パリでプレーするのは、いつも特別なんだ。なぜなら、日本の漢字で言うと、僕の名前(凱)はパリを象徴する建物(凱旋門)から取られているから。本当にありがとうございます」と話し、続けて日本語で「WOWOWさんのカメラ含め、応援ありがとうございました。たくさんの日本人の方々とか、子供たちとか、今日も見られたし、その前で3連覇できて良かったです。最後の方は、何か疲れてたんで、ホッとしています。またこの大会で、はい。『10連覇』目指して頑張ります!」
ダブルスでは、決勝で小田選手とステファン・ウデ選手(フランス)組はアルフィー・ヒューエット選手、ゴードン・リード選手(英国)の組と対戦。
4―6、6―1からの10点先取のマッチタイブレークを7―10で落として準優勝だった。
上地選手シングルス5年ぶり5度目の優勝。ダブルスとの2冠達成。
女子第1シードの上地結衣(三井住友銀行)が第2シードのアニク・ファンクート(オランダ)に6-2、6-2でストレートの快勝で優勝を飾った。全仏オープンの優勝は2020年以来、5年ぶり5度目の優勝。四大大会としては、今年1月の全豪オープンに続き2大会連続優勝、10度目のタイトル獲得となり今シーズンの調子の良さを見せた。
また今大会、ダブルスとの2冠を達成した。
選手を支えるタイヤは「EXERACER PRO RISE」
車いすテニスの競技において、選手をボールまで最短・最速で導き、打ち返すまでの動作に最重要なアイテムがタイヤ。
今回の全仏オープンに出場した小田選手、三木選手、上地選手の3選手が共通しiRC TIRE「EXERACER PRO RISE」を装着。
従来のEXERACER PROと比較すると一目瞭然ではあるが、タイヤにはパターンがつき、グリップを得にくいクレーコートや、グラスコートでもしっかりと地面とのトラクションを得ることができる。また従来品からの30%軽量化を成し遂げながら、X-GUARDベルトによる高強度を担保している。


エクセレーサー プロ ライズ
参考価格:OPEN
テニスのクレーコートやグラスコートのような、グリップが低い路面での使用を想定し開発。「細い」「軽い」という従来の要素をグレードアップさせつつ、「高剛性」を実現した。2023年テニス全仏/全英/全米などの大会でのテストを経て数々の実績と共にリリースされた、勝利を掴むための車いす競技用タイヤ。従来品と比較※し、約30%の軽量化。
<抗菌ゴム使用>
※25-622、EXERACER PRO / EXERACER PRO RISEでの比較
POINT
折り畳み仕様により、持ち運びしやすい
ハイプレッシャー仕様で、600-1000kpaまで対応可能
高密度+軽量ケーシング、X-GUARDベルトを採用し、軽量かつ高強度なタイヤを実現