ロードTLタイヤの取り外しのコツ

春本番、ライディングに最高のシーズンがやってまいりました。
自転車のメンテナンスを終え、タイヤを変えて、颯爽と走り出したいこの時期、弊社へのタイヤの交換方法についてのお問い合わせを頂くこともあります。
中でも最近よくご相談頂くのがロードチューブレスタイヤの外し方です。特にビードの落とし方についてのお問い合わせをよく頂きます。ご覧頂いていますこのサイトでもチューブレスタイヤの 嵌めかた、外し方は紹介させていただいておりますが、改めて外す作業のスタートとなる、ビードの落とし方について説明させていただきます。


1.ビードをリムの中央の溝に落とします。 
2.この時リムフランジの直ぐ上(写真の赤丸の位置)を親指を使って強く押し込みます。


3.この時人差し指から小指は反対側のリムサイドを握るように持つと 力が入りやすいと思います。


作業のし易い、力の入りやすい持ち方で一番上の写真の赤丸の部分を強く推してやると比較的簡単にビードが落とせると思います。


チューブレスタイヤは安全性や気密性を保つ為にクリンチャータイヤとは若干異なる形状をしています。
その為 タイヤを嵌める時、外す時にはクリンチャータイヤとは異なる”コツ”を要します。
しかしそのチューブレスタイヤの走行性能、リムとの嵌め合いの精度や真円度はチューブレスタイヤにしかなし得ないものです。
チューブレスタイヤの取り扱いには少々コツを要することをご了承いただき、是非、その素晴らしい走行性能、フィーリングをご堪能ください。