ロードTLタイヤ、再装着の際に-

寒い冬の間は家の中で自転車のメンテナンスをされる方も多いかと思います。
TLタイヤも一度外す方もいるでしょう。
その際に「空気が入らない!」という経験をされる方もいらっしゃるかも知れません。
担当者も何度か遭遇した結果、以下の方法でほぼ回避できる事が分かりましたので報告します。
多くの場合、タイヤ全体が丸まって、ビードが内側に寄っている事が分かりました。


チューブレスタイヤはMTB/ロード問わずリムとタイヤが閉じた空間を作る事で機能しますので、ビードがリムの内側に接触する必要があります。
そこで、タイヤを出荷時のように一旦畳みます。
こんな風に


更に三つ折りします


出先でゴムが無い場合は綺麗な地面に折り畳んだタイヤを置いて、その上に少し座ってください。
程度により時間は変わりますが、30秒~1分程度で良いと思います。
その後で再度タイヤを広げると、ビードが十分に広がっております。


注意としては、折り畳む際にビードが一番外側にくるように気をつける事です。
尚、この傾向は程度の違いはありますがチューブレスタイヤであれば製品問わず発生するようです。


メンテナンスの際に一度お試しください。