【2023/1/11】ニュージーランドサイクルクラシック KINANライアン・カバナ選手が2位入賞の好発進

2023シーズンの初戦をニュージーランドで戦うiRC サポートチームのKINAN Racing Team。
今年はiRCの新生クリンチャータイヤ「ASPITE PRO(アスピーテプロ)」でレースに臨んでいます。
5日間5ステージの第1ステージ、新加入のライアン・カバナ選手が2位入賞と好発進のニュースが飛び込んできました。
以下、チームからのリリースです。


Media Release
大雨で距離短縮のニュージーランド・サイクルクラシック第1 ステージ
終盤に抜け出したライアンがステージ2 位の好スタート
11th January 2023
●ニュージーランド・サイクルクラシック(UCI オセアニアツアー2.2)
第1 ステージ1 月11 日(水)
マスタートン-アルフレッドトン-マスタートン158.1km → 123km
・出場選手
孫崎大樹
ドリュー・モレ
山本元喜
ライアン・カバナ
トマ・ルバ
新城雄大

KINAN Racing Team にとって3 年ぶりとなる南半球・ニュージーランドでのシーズンイン。通算3 度目の出場となるニュージーランド・サイクルクラシックが1 月11 日に開幕。
大会初日から大雨に見舞われ、レース距離が短縮になる中、ライアン・カバナが2 位でフィニッシュする好スタート。終盤の駆け引きから抜け出し、そのまま逃げ切ったメンバーでのステージ優勝争いだった。

ニュージーランドでは唯一のUCI(国際自転車競技連合)公認の国際ステージレースで、これまで数々の名選手を輩出した登竜門的な位置づけのレースでもあるこの大会。KINAN Racing Team は2019 年の初出場以来シーズン開幕戦として臨んでおり、今年は新型コロナ禍を乗り越えての3 年ぶりの出場を果たしている。

今回の舞台となるのは、大会前半が首都・ウェリントンから北東へ100km ほど進んだ街・マスタートン。後半に入るとウェリントンへと移って、全5 ステージで争われる。久々の参戦に大きな歓迎を受けているチームは、過去に出場経験のある山本元喜、トマ・ルバ、新城雄大の既存の主力組に、ライアン、孫崎大樹、ドリュー・モレのニューフェイスが合流。新たなメンバーとの融合も、今季初戦の重要なテーマに。直前まで行われていたオーストラリア選手権で好成績を挙げたドリューとライアンには、開催地のメディアも注目しており、KINAN メンバーとして早くも真価を問われる場ともなる。そうして迎えた第1 ステージは、拠点のマスタートンを出発し北へ針路をとってアルフレッドトンとを往復するルート。アルフレッドトンでは35km の大周回を2 回めぐり、マスタートンへと戻る。
例年ハイスピードで展開するのが大きな特徴の今大会にあって、この日選手たちを苦しめたのがスタート以降強まる一方の雨。次第に風も強くなっていったことから、レース進行中にアルフレッドトンの周回を1 回に短縮。ステージ距離は123km に変更された。プロトンでは悪天候をついてアタックする選手が出るものの、どれも脅威とはならず。KINAN メンバーも危険を回避しながら集団内でのポジションを押さえて進行。膠着状態が続いたが、100km 地点を過ぎて均衡が破られる。地元ニュージーランド選手の飛び出しをきっかけに、数人の追走グループが形成される。ライアンがこれに乗じ、やがて先頭までブリッジ。先頭が5 人でまとまると、集団に対して少しずつリードを広げて優位な状況を作り出した。
この状況にメイン集団は前を行く選手たちを追い切れず、ライアンたちの逃げ切りは濃厚に。フィニッシュへ向かう最後の1km は急坂区間。好位置をキープして上ったライアン。最後はジェームス・オラム選手(ボルトンエクイティース・ブラックスポークプロサイクリング)との一騎打ちとなり、先着を許したものの、バッドコンディション下でのレースで2 位と上々の走り。後続にタイム差をつけてのフィニッシュで、残りのステージを見据えても好スタートとなった。
残る5 人も終始メイン集団でレースを進め、ステージを完了。翌日へとつなげている。大会初日からイレギュラーな格好となったが、第2 ステージからは一層激しいレースになることが予想される。次はマスタートンから南下し、マーティンバラを折り返す
127.3km。中盤に登坂区間が控えるが、後半は下り基調で、フィニッシュはスプリントが予想されている。KINAN Racing Team は引き続き、ステージ・総合ともにチャンスをうかがいながらレースを進めていく。

ニュージーランド・サイクルクラシック第1 ステージ(123km)結果
1 ジェームス・オラム(ニュージーランド、ボルトンエクイティース・ブラックスポーク
プロサイクリング)2 時間26 分47 秒
2 ライアン・カバナ(KINAN Racing Team)+0 秒
3 アレクサンダー・ホワイト(ニュージーランドナショナルチーム)
4 ベン・オリバー(ニュージーランド、MitoQ – NZ Cycling Project)
5 ジェームス・ハーヴェイ(ニュージーランドナショナルチーム)+5 秒
6 カート・イーサー(オーストラリア、CCACHE x Par Küp)+17 秒
19 ドリュー・モレ(KINAN Racing Team)+22 秒
36 孫崎大樹(KINAN Racing Team)
57 山本元喜(KINAN Racing Team)+49 秒
60 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)+1 分6 秒
61 新城雄大(KINAN Racing Team)+1 分12 秒
・個人総合時間
1 ジェームス・オラム(ニュージーランド、ボルトンエクイティース・ブラックスポーク
プロサイクリング)2 時間26 分37 秒
2 ライアン・カバナ(KINAN Racing Team)+4 秒
3 アレクサンダー・ホワイト(ニュージーランドナショナルチーム)+6 秒
4 ベン・オリバー(ニュージーランド、MitoQ – NZ Cycling Project)+10 秒
5 ジェームス・ハーヴェイ(ニュージーランドナショナルチーム)+15 秒
6 ルーク・マグウェイ(ニュージーランド、ボルトンエクイティース・ブラックスポーク
プロサイクリング)+24 秒
19 ドリュー・モレ(KINAN Racing Team)+32 秒
36 孫崎大樹(KINAN Racing Team)
57 山本元喜(KINAN Racing Team)+59 秒
60 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)+1 分16 秒
61 新城雄大(KINAN Racing Team)+1 分22 秒
・ポイント賞
1 ジェームス・オラム(ニュージーランド、ボルトンエクイティース・ブラックスポーク
プロサイクリング)10pts
2 ライアン・カバナ(KINAN Racing Team)8pts
・チーム総合
1 ニュージーランドナショナルチーム8 時間20 分52 秒
4 KINAN Racing Team +26 秒

●選手コメント
ライアン・カバナ
「とても良いスタートが切れたと思う。ハードなレースになることは予想できていたので、まずは強いチームの動きをうかがいながら走っていた。残り20km から15km にかけてのジャンプアップはチャレンジだったし、それを成功させたことで今日の結果につながった。ジェームス・オラム選手に負けてしまったけど、彼はとても強いので、個人的に今日は2位で満足している。KINAN ジャージで成果を上げられて本当にうれしいよ。オーストラリア選手権から今大会まで、非常に良い流れできている。自信をもって走れているし、強い仲間もいる。個人総合を意識しながら、この後のステージを戦っていきたい」

写真:キナンレーシングチーム/ 福光俊介