【2022/7/30】BMXレーシング世界選手権 丹野夏波選手 4位入賞

2022年7月30日-31日、フランスのナントで開催された、2022 UCI BMX World Championshipsにおいて、U23カテゴリーに日本代表として出走した丹野夏波選手が4位に入賞しました。


使用機材
【バイク】WIAWIS ROKON PRO
【タイヤ】iRCTIRE SIREN PRO 1.75
【空気圧】70psi
【ギア】44-16
【クランク】165mm

今回はエントリー人数が18名と少なめであるものの、参加者の半数以上がワールドカップ決勝進出メンバーのため、混戦が予想されるレース。
丹野選手はオランダでのワールドカップ後、南フランスに移動しコース練習やウェイトトレーニングを行い、本レースに臨んだ。
コースは基本的にはシンプルでスピード感のあるコース、丹野選手の得意とするレイアウトであり、いかにミスなくスムーズに走ることが重要なポイントとなる。
丹野選手は初日の予選を2位通過。翌日の準決勝は4位通過。
決勝は5コースゲートからのスタート。トップが横並びで1つめのジャンプに入り、やや失速した際に挟まれ、第1バーム手前で大きくバランスを崩しながらも耐えて4位に位置取り。得意の第2ストレートで追いつくも抜かすことはできず、そのまま4位ゴールとなった。


丹野選手コメント
「表彰台獲得が見える位置にいただけにあと一歩届かなかったことがとても悔しいが、今ある自分の力を出し切った結果であったので、後悔なく更なる自信・モチベーションに繋がる大会となりました。
昨年からずっと今回の大会を大きな目標として掲げてトレーニングを積んでいたこともあり、レース前日はものすごい緊張感と不安でいっぱいでいつものワールドカップとは全く違う心理状態でした。
しかしいざ本番になると、冷静に自分に集中することができ、毎回ミスなくベストなスタートを決めて前に出ることができました。
元々本番に強い自信はあったが、この大舞台でプレッシャーのかかる状況でも自分のベストを出し切ることができたことはこれからどんな状況でも戦えるという大きな自信に繋がりました。」

丹野選手は2016年ぶりの世界選手権の決勝の舞台となり、今後は2024年のパリ五輪に向けて活動の幅を広げていきます。