【2022/1/27】国枝慎吾選手 2年ぶり11度目の全豪オープン優勝!

2022年1月27日、オーストラリアのメルボルンで開催された全豪オープン2022で、iRC TIREがサポートする国枝慎吾選手が、2年ぶり11度目のシングルス優勝を果たした。

トロフィーを掲げる国枝選手(トレーナー撮影)

東京パラリンピック金メダリストで、世界王者である国枝選手は、同2位のアルフィー・ヒューエット選手(英国)に7-5、3-6、6-2のフルセットの末勝利。

最終セットで5度目のマッチポイントを迎え、相手のロブがアウトになると、何度も両手を突き上げガッツポーズで、自らの優勝を祝った。

ヒューエット選手とはこれまでに25回対戦。国枝選手は13勝12敗とリードしていた。

前哨戦のメルボルン車いすテニスオープンでは決勝で対戦したものの、第1セット4-4となったところで国枝選手がコンディションの問題で棄権している。

悲願だった東京パラリンピック金メダルの後、モチベーションに苦しみ、会見でもテニスをやめようか、と考えていたことに言及した。

しかし、なんとか気持ちを持ち直し、王者のプライドとして「試合になったら負けたくない」と気を吐いた。

前哨戦のメルボルンオープン決勝で、途中棄権したものの、最後までプレーを行った試合では、昨年9月の東京パラリンピックから18戦全勝となっている。