【2021/12/19】東海CX 第3戦ワイルドネイチャープラザ「ギザロカップ」にブース出展しました

2021年12月19日、愛知県稲沢市祖父江町にある「国営木曽三川公園ワイルドネイチャープラザ」で開催された、2021-22東海シクロクロスシリーズ 第3戦「ギザロカップ」にiRC TIREブースを出展しました。

祖父江砂丘という木曽川独特の河岸砂丘を利用して作られた特設コースは、東海シクロクロスの名物コースとなっており、埋もれるような砂の中を走るレースであることから、ライダーの間では「砂地獄」と形容されています。2021-2022シーズンでは、本レースを含め3レースが開催予定。2月に行われる大会は、日本全国のシクロクロス大会から選定されたレースをである「JCX」シリーズとしても開催予定です。

ワイルドネイチャーは木曽川の川沿いに位置し、「河岸砂丘」が特徴

前日に急激に冷え込み、雪が降った東海地方。幸いなことに会場周辺では雪はない状態。しかし、強烈な寒さと、午後からは小雨が降ってくるなど、ライダーにとっては厳しい1日となりました。

iRC TIREブースでは、やはり注目は新型のSERAC CX。今月初旬に発表された新製品を見ようと、多くの方がブースへとご来場いただきました。

<SERAC CX リニューアルポイント>
・チューブレス(TL)→チューブレスレディ(TLR)への変更。
 従来のTL仕様に比べ、ライト仕様※1 は35g、X-GUARD仕様は30gの軽量化。 (SERAC CX TL 380g → SERAC CX TLR 345g)
・チューブラーのような、しなやかな乗り心地を実現。
・マイクロゲージインナー※2 の採用
・ライト仕様はリム打ち対策としてビード部を補強
・フックレスリム対応

※1)ライト仕様とは、クロスガードではない仕様、いわゆる「ノーマル版」をそのように呼称しています。製品名ではありませんのでご注意ください。※2)マイクロゲージインナー:シーラントと併用することで、空気保持レベルを大幅に高める、極薄軽量のエアシールを施した構造

ブースでお話していると、よくご質問頂くのは「チューブレスレディホイールって何?」「チューブラーとの構造の違い」など。タイヤに関するご質問にはどんどんお答えしていきますので、遠慮なくご質問ください。


レースには、トップカテゴリーのC1にiRC TIREサポートライダーの山中真選手、畑中勇介選手、大原満選手らが出走。竹内遼選手(FUKAYA RACING)が圧倒的な力を見せる中、山中真選手が2位表彰台を確保しました。

山中真選手(GT Bicycles/人力車)コメント「竹内選手は次元が違ったので、2位3位争いでしっかり勝とうと考えていました。一定のペースを保ち、アドバンテージ取れそうな箇所では踏みながら、余力を残しながらレースを進めました。タイヤ空気圧はかなり低圧にし、フロント1.2、リアは1.25、インサートを入れて走り、林間区間も砂区間も安定して走ることができました。」

また、C2カテゴリーではTEAM EURASIA iRC TIRE 小村悠樹選手が正式登録にて出走。最後尾からのスタートからトップに躍り出ると、そのまま逃げ続け優勝。次戦からはC1カテゴリーで戦うことになりました。