RBCC が大きく進化を遂げました。米ヌカから作られる硬質多孔性炭素素材RBセラミック粒子をトレッドゴムに配合するiRCの独自技術。
(旧 RBCC 比較)
摩耗レベルの大幅な向上は、タイヤの軽量化にも寄与。
S-LIGHT、RBCC、X-GUARDの全モデルに RBCC2を採用。
米ヌカから作られる硬質多孔性炭素素材RBセラミック粒子をトレッドゴムに配合するiRCの独自技術。200~300㎛と非常に小さく、硬質でもあるRBセラミック粒子はマイクロスパイク効果を発揮すると同時に、吸水効果に優れる多孔性のためウェット路面でも高いグリップ力をキープ。アップデートを果たした今回、転がり抵抗はそのままに、グリップと耐摩耗性、そして耐候性が大幅に向上。ドライでもウェットでも、あらゆる路面状況でハイグリップを保ち続けるコンパウンドへと進化しました。
硬質多孔体構造のため、トレッド表面でミクロレベルのスパイク効果を発揮。トレッドゴムの摩耗により新たなRBC粒子が顔を出し、抜け落ちた跡も微少エッジとして機能します。多孔体ゆえの吸水効果に加え、抜け落ちてできた微少ホールは、発泡ゴムのように一時的に路面上の水を抱え込んで水膜をカット。ウェット路面でのグリップ向上に一役買います。
強度の高い40×40tpiのナイロン繊維を用い、クロス織りメッシュで全面を補強。ドライ時・ウェット時ともサイドカットの抵抗値が約40%向上し、サイドカットに対してきわめて強い構造になっています。
シーラントと併用することで空気保持レベルを大幅に高める、極薄軽量のエアシール層。
チューブレスタイヤの転がり抵抗を軽減する技術。ロードレースの世界では、“決戦用”として軽量かつしなやかなラテックスチューブを使用するのはもはや常識。NR-TEX IASでは、タイヤの空気保持層=インナーエアシールをしなやかで高反発な天然ゴムベース(NR)のコンパウンドで構成し、より速く、よりしなやかな走行性能を追求しました。
※従来のIASを100とした場合
翼が生えたように軽やかに。モデル中最軽量である証。
ディスクブレーキが発生させる急制動の高負荷に耐え、そのパワーを路面に伝える強度と性能を備えたモデル。
タイヤのビード部をチェーファーで保護・強化した構造。高荷重・過負荷からタイヤのビード部を護り、タイヤの損傷や摩耗を防ぐ役割を果たす。
ナイロンメッシュでタイヤのサイド部を広く補強した構造。リム打ちパンクやサイドカットパンク防止のため、オフロードタイヤをメインに採用している。
柔らかいコンパウンドが最高のコーナリンググリップを生み出す。
ウェット/ドライな路面を問わず、優れたグリップを発揮する低反発コンパウンド。
タイヤを円周にする際のつなぎ部分から発生する振動を限りなく少なくするため、真円に近いタイヤ構造を徹底的に追及。緻密な設計と製造が滑らかな回転を生み出した。
180TPIケーシングと室内専用に特化したコンパウンドにより、優れた耐摩耗性とこれまでにない静粛性を実現。
フックレスリムでの使用が可能なモデル。
内幅19mmのリム装着時、タイヤ幅が25mmとなるように設計。
タイヤ幅 | 標準リム幅 |
---|---|
25c | 19mm |
28c | 19mm |
30c | 21mm |
ダウンヒルタイヤとしての剛性を保ち、リム打ちパンクを抑制するため、ビード部分にゴムを重ねる「APEX構造」を採用し、サイド部分を2層のレイヤー構造としている。
TPIは、1インチ(2.54㎝)あたりにどれだけのケーシング(=タイヤの骨格となる束ねた繊維)が並べられているかを表す単位。数値が大きいほど薄くしなやかで軽くなり、数値が小さいほど高強度で剛性の高いタイヤとなる。180TPIは1インチ間に180本のナイロンコードを打ち込んだ、非常に軽量でしなやかなケーシング。ナイロンコードを使用したタイヤケーシングとしては最も軽く、主に軽量のレーシングハイエンドタイヤに使用される。
シーラント不要の「ピュアチューブレス」構造を持つタイヤ。シーラント無で空気を保つ、チューブレスのパイオニアであるiRCの技術の結晶。 (チューブレスタイヤを使用する場合は、専用のホイールとチューブレス用バルブが必要です
ビード形状や、タイヤの強度、構造はチューブレスレディとしても使用可能な仕様。 (チューブレスレディタイヤを使用する場合は、専用のホイールとチューブレス用バルブ、シーラントが必要です)
高圧に耐えられるケーシングを使用し、低転がりを実現している。
ビード付近に設置したエアロフィンがタイヤとリムの溝を埋めることで、40㎞/h走行時のドラッグを約4%低減*。消費エネルギーの低減により体力消耗が抑えられ、より快適な走行を可能にします。
※従来品(乾燥状態)を100とした場合
ビードからビードまで全面にカーカスを1枚追加し、高いタイヤ剛性を実現。リム打ちパンクや突き刺しによるパンクに威力を発揮します。
耐パンク性を向上させるために、ビードからビードまで全面にケーシングを行き渡らせた3PLY構造を採用。高いタイヤ剛性を実現し、リム打ちや突き刺しによる耐パンク性能を従来品より約40%向上させている。
転がりの良さと、コーナリング中のグリップを両立させるため、タイヤトレッドに複数のコンパウンドを使用。開発と試験を重ねたトレッド配合が最速のタイヤを生み出す。
ビードとリムが接する部分にチェーファー=耳テープを追加し、高荷重によるビード切れを予防し安全性を高めています。
リムラインは通常“線”であるのに対し、リムセーバーは“面”で支える構造。剛性アップを図ったタイヤとともに押しつぶされにくくなり、リム打ちパンクを大幅に抑制することができます。
自転車の整備などに用いるケミカル製品やワックス類には、タイヤのゴムを劣化させてしまうものも。All Coverは耐薬品性(ケミカル製品)や耐候性に優れたカバーゴムでタイヤ全体を覆う新しい構造で、タイヤを劣化させる外的要因の影響を防ぎます。ひび割れなどに対して、従来のタイヤより強いのも特徴です(当社比)。