世界へ、ともに。

世界へ、ともに。

iRC井上ゴム工業は、
1926年、
自転車タイヤの製造から始まりました。

現在では、国内に限らず
世界を舞台として
様々なタイヤづくりに
情熱をもって、向き合っています。

創業時より大切にしていることは、
未来に向かって“挑戦”すること。

私たちは、
車いすテニスで世界を相手に戦う
国枝選手、小田選手、上地選手をはじめ、
それぞれの舞台で熱く挑戦する
すべての人とともに走り続けていきます。

Global Challenger Interview 国枝慎吾 小田凱人 上地結衣

コートの外でも、
テニスに全てを捧げてきた。

KUNIEDA SHINGO

始めた頃から、
今でも毎回ワクワクしてる。

ODA TOKITO

予定通りいかなくても、
その状況を楽しむ。

KAMIJI YUI

KUNIEDA SHINGO

コートの外でも、
テニスに全てを捧げてきた。

国枝慎吾プロ⾞いすテニス選⼿

千葉県柏市出身の元プロ車いすテニス選手。グランドスラム優勝50回、パラリンピックで金メダル4個を獲得した車いすテニス界のレジェンド。2023年に競技を引退した。

これからも
「挑戦こそが自分の生き甲斐」
という信念で臨む。

初めての海外は、高校1年生のときに行ったオランダとイギリスへの遠征です。まだYouTubeも普及していない時代で、世界一位の選手がどんなプレーをするのか見たことがなかったので、衝撃が大きかったことを覚えています。プロの選手の姿を初めて目の当たりにし、「彼らとプレーしたい」という夢ができました。世界を舞台に戦うようになってから意識していることは、とにかく準備に手を抜かないこと。現役時代は、コートの外でもテニスが中心の生活をしていて、全てをテニスに捧げてきました。その心構えが良い成績を残せた理由だと思っています。
現役を引退した今、英語の習得に挑戦するために拠点をフロリダへ移しました。アメリカ代表のテニスコーチをしながら、英語の勉強に学校へ通う日々です。いつの日か日本に貢献できるよう、自身の経験や知識を増やしています。「挑戦こそが自分の生き甲斐」という信念を、これからも変えずにいたいと思っています。

iRCのタイヤを
使っているという事実で、
心理的に優位に。

iRCとの出会いは、私が日本代表として活動し始めた大学時代に、ダブルスパートナーでもあった先輩から紹介していただいたことがきっかけでした。当時から日本車いすテニス界はiRCのシェアが大きく、関係が始まったことは大変光栄なことでした。転がり性能やタイヤの軽量化といった技術力が年々増しており、iRCのタイヤを使っているという事実で、相手に対して心理的に優位に立つことができます。また、耐久性が高く長持ちするので、タイヤ交換のストレスが軽減されました。
開発チームの方々が何度も練習に足を運んでくださり、しっかりヒアリングしていただいていたことも、現役時代は心強く思っていました。テニスは様々なサーフェス(テニスコートの表面)で戦う唯一のスポーツです。どんな環境でも最高のコンディションで戦うために、クレーコートや芝コート用のタイヤの開発、また、私のプレースタイルにあわせた23Cの細い形状のタイヤを開発していただき、何度も助けられてきました。

NEXT 世界へ、ともに。

ODA TOKITO

始めた頃から、
今でも毎回ワクワクしてる。

小田凱⼈プロ⾞いすテニス選⼿

愛知県一宮市出身のプロ車いすテニス選手。10歳から競技を始めると「世界Jr.マスターズ」単複優勝をはじめ、数々の偉業を最年少で達成。パリパラリンピック金メダリスト。

車いすテニスの観客席を、
いつか満員にしたい。

初めての海外戦はオランダの大会で、生まれて初めてクレーコートでプレーしました。走った感触やボールの弾み方など全てが新鮮で、難しかったけど、とてもおもしろかったことを覚えています。そのせいもあってか、今でもクレーコートでのプレーが大好きです。海外での大会はワクワクしますが、気をつけなくてはいけないこともあります。たとえば、時差ボケしないよう、飛行機などの移動時にできるだけ眠るようにしたり、海外遠征時に体重が落ちてしまいやすいので、食事は日本にいるときよりたくさん食べるようにしたりしています。
これからの目標は、多くの人に車いすテニスの魅力を知ってもらうことです。四大大会(全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン選手権、全米オープン)の観客席を満員にしたいですね。また、障害の有無に関わらず、スケボーや自転車に乗るような感覚で、車いすテニスというスポーツを楽しむ人が増える世の中にしたいと思っています。

iRCのタイヤは、
プレイヤーに選ばれる
グリップ力がある。

iRCのタイヤは、車いすテニスを始めた頃から使用していました。まわりの車いすテニスプレイヤーの人たちがみんな使っていたので、当たり前のように選びましたが、多くの車いすプレイヤーに長きにわたり選ばれ続けてきた実績は、とても安心感があります。クレーコートで使用するタイヤについて、軽くしたいこと、溝を深くして食いつきを良くしたいことの2点を要望として伝えたところ、何パターンもご提案してくださりました。試しているうちに今の細いタイヤに行きつき、漕ぎ出しやターン時の食いつきに好感触を得られるようになりました。
iRCは、車いすテニスだけでなく、自転車や他の競技へのサポートもされているので、そこから豊富な知見を得ているのだと思います。それらをベースに、こちらがリクエストした新しいチャレンジにもとことん応えてくださるので、一緒に戦う良きパートナーだと感じています。

NEXT 世界へ、ともに。

KAMIJI YUI

予定通りいかなくても、
その状況を楽しむ。

上地結衣プロ⾞いすテニス選⼿

兵庫県明石市出身のプロ車いすテニス選手。パリパラリンピックで単複2冠を達成し、世界ランキング1位に輝く。生涯グランドスラム制覇を最年少で達成したギネス記録保持者。

パラリンピックを経て、
もっと強くなれる可能性を
感じた。

初めての海外戦は台湾でした。海外の選手を見ることは初めてではありませんでしたが、試合の雰囲気が日本とはまったく異なりました。また、海外を転戦していると、予定通りにいかないことやトラブルに見舞われることは珍しくありません。そんなときでも、その場でできる最善の方法を考え、その状況を楽しむことを意識しています。以前は、帰る日が近づくとカウントダウンを始めて、まだ帰りたくないと周りの先輩選手たちを困らせていたことも思い出深いです。今はそんなことはなくなりましたが、知らない土地でもいつも行くところでも、新しい発見があったり、久しぶりに会える人たちがいたりと、ワクワクする気持ちは変わらずあります。
パリパラリンピックを経て、もっと強くなれるという可能性を感じました。まだ達成していない目標やタイトル獲得に向けて、挑戦し続けたいと思っています。また、競技を終えてからも、車いすテニスやスポーツに関わっていきたいと思っています。

iRCのタイヤは、
海外での遠征にも安心して
臨める。

日本代表合宿に現地サポートとしていらっしゃっていたiRCの方を、すでにサポート選手だった国枝さんから紹介していただき、お付き合いが始まりました。iRCのタイヤは、どんなサーフェス(テニスコートの表面)でも発揮されるグリップ力や持ち運びやすさ、耐久性が特徴だと思います。とくに、遠征に行くと2〜3ヶ月日本に帰れないので、耐久性の高さには助けられています。私は競技用車いすのタイヤをサポートしていただいていますが、自転車やバイクなど、さまざまな場面でiRC製品を目にする機会が増え、信頼性の高さを感じます。実際、競技中にパンクなどでメンテナンスをお願いすることはほとんどなく、海外での遠征にも安心して臨むことができて心強いです。また、私が青色好きであることから、国枝さんが「ゆいちゃんスペシャルタイヤを青色で作ってあげてください」と冗談半分でおっしゃってくださったのですが、本当に作ってくださって、とても驚きましたし嬉しかったです。

NEXT 世界へ、ともに。